9月21日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会に参加してきました。
今月のテーマは「悪性腫瘍に関する鍼治療」です。
今回も東京近辺の先生方だけでなく、遠方の先生方はZoomを使用して参加されました。
そして、いつものように前半は臨床座談会、後半は実技学習が行われました。

最初に司会者から、今回のテーマにした理由や、最新のがんの統計などについての話がありました。
次に、参加者から、がんに関連した症例発表、質疑応答が行われました。

がんそのものは鍼治療で治ることはありませんが、痛みなどのつらい症状を緩和することはできます。
いかに患者さんの希望にそった治療ができるかが大切との話がありました。

当院でも、がんの治療で医療機関を受診しながら、痛みの緩和を目的に鍼治療を継続している患者さんを何人か診させていただいています。
私も、現在治療を継続している症例発表をし、先生方にアドバイスをいただきました。

大変勉強になった研究会でした。