3月15日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会に参加してきました。
今月のテーマは「花粉症を含めたアレルギーに対する鍼治療」です。
今回も東京近辺の先生方だけでなく、遠方の先生方はZoomを使用して参加されました。
参加者から、花粉症を中心とした症例発表、質疑応答が行われました。
その中で、花粉症は花粉が飛散する前の早い時期から予防を目的に治療するのがベストだけれど、つらい時期に対症療法を目的とした治療をするだけでも翌年以降、症状が軽くなることが多いとの話がありました。
私は、6年前に発表をした、当時、小学生だった男の子のアレルギー性鼻炎が改善した症例について、その後の経過も含めての症例発表をしました。
当院でも、花粉症を含めたアレルギー症状でお困りの患者さんを多く診させていただいています。
そして、花粉症のひどい時期に症状を楽にする治療をするだけでも、翌年からは症状が軽くなっている症例を経験しています。
今回の研究会で学んだことを今後の治療に生かしていきたいと思います。