9月18日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会にzoomで参加しました。
今月のテーマは「治るしびれ、治らないしびれ」でした。

しびれが起きる疾患はいろいろありますが、
・腰部脊柱管狭窄症
・腰部椎間板ヘルニア
・糖尿病からくる下肢のしびれ
・橈骨神経麻痺(長時間、腕枕をして眠ってしまい、手がしびれるもの)
・黄色靭帯骨化症
・後縦靭帯骨化症
などについての症例発表、質疑応答、意見交換が行われました。

しびれを完全に取ることは難しいけれど、定期的に治療を継続することによって少しずつ症状が改善してくることなどの話がありました。
また、難病に指定されている黄色靭帯骨化症や後縦靭帯骨化症についても、鍼治療で病気そのものが治ることはないけれど、しびれや痛みなどのつらい症状を楽にすることはできるとの話もありました。