7月19日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会に参加してきました。
今月は「婦人科系の症状に対する鍼治療」というテーマで、久しぶりに私が司会を担当させていただきました。
今回も東京近辺の先生方だけでなく、遠方の先生方はZoomを使用して参加されました。
そして、いつものように前半は臨床座談会、後半は実技学習が行われました。
生理痛、生理不順、月経前症候群など、月経に関する症状を中心に、症例発表、質疑応答が行われ、鍼治療の有効性について話し合われました。
その中で、生理痛は痛みがある時の鍼も有効だけれど、生理が起こる前に鍼治療をすることで、つらい時期をもっと楽に過ごすことができるとの話がありました。
また、月経前症候群についても、身体のむくみや痛みなどの様々な症状が、鍼治療をすることで、つらい時期を少しでも快適に過ごすことができるとの話がありました。
私は、40代女性の生理不順が改善した症例について発表をし、ベテランの先生方からアドバイスをいただきました。
大変学びの多い、充実した研究会でした。
今回の研究会で学んだことをこれからの治療にしっかりと生かしていきたいと思います。