11月28日(日)、公益社団法人 京都府鍼灸師会主催の第54回東洋鍼灸医学大講演会にZoomで参加しました。

第一部「秘境の宿から世界の果てまで、届けこの想い!」
100年越しの嫁、7代目女将の奮闘記
講師:長野県地獄谷温泉 後楽館 女将 竹節三枝先生

第二部「治効機序に基づいた慢性疼痛の鍼灸治療」
講師:明治国際医療大学 鍼灸学部 学部長 伊藤和憲先生

第二部の公演では、痛みは脳も関係しているという話がありました。
その中で、急性症状では痛みを取る治療をするけれど、慢性化した痛みは脳が痛みを記憶してしまうため、完治をめざすのではなく、痛みと上手にお付き合いすることを目指して治療をしていくことなどの話がありました。
伊藤先生の具体的な事例を用いたわかりやすい講義で、大変学びの多い研修でした。

先日、ある囲碁棋士の先生から指導碁を受けた時、長野県地獄谷温泉後楽館についての話題になりました。
その後、このような講演会があることを知り、参加しました。
ぜひ一度、地獄谷温泉に行ってみたいと思いました。