6月17日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会に参加してきました。
今月のテーマは「リンパ系に対する鍼治療」です。
今回も東京近辺の先生方だけでなく、遠方の先生方はZoomを使用して参加されました。
まず最初に司会者から、リンパ系の基礎について、症例を交えながら話がありました。
次に参加者から、のどの痛み、打撲、腰痛、膝の痛みなどの症例発表、質疑応答が行われました。
リンパ系に対する鍼治療の有効性について話し合われ、
その中で、特に捻挫や打撲、ぎっくり腰などの急性症状には、鍼治療でリンパ系をよい状態にすることにより、症状の改善も早いとの話がありました。
私は、50代女性の膝の痛みが下肢のリンパ系をよくすることで、つらい症状が改善した症例について発表いたしました。
今回の研修で、リンパ系について、あらためて勉強しなおすきっかけを得ました。
これからももっといい治療ができるよう、しっかり精進してまいります。