囲碁の大盤解説風景
視覚障害者用碁盤

今回は鍼の話題ではありません。
11月12日(日)、第20回全国視覚障害者囲碁大会(日本視覚障害囲碁普及会主催)が東大阪市の大阪商業大学で開催され、スタッフと出場しました。
この大会は視覚障害者だけでなく、晴眼者、聴覚障害者、それに今回は視覚・聴覚の両方の障害をお持ちの方も初めて参加され、130人ほどの選手が出場し、九路盤による真剣勝負で各クラス、とても盛り上がっていました。

日本視覚障害囲碁普及会ホームページ
http://fmiyano.sakura.ne.jp/

囲碁梁山泊(雑誌)2017年白秋号

参加賞でいただいた雑誌の囲碁梁山泊2017白秋号で、先日のジャパン碁コングレスin宝塚の記事がありました。
なぜ視覚障害者にとって九路盤が最も適しているかや、なぜ広い十九路盤が無理なのかがわかりやすく書かれています。
その中で「視覚障害者にとって十九路ではシチョウがないに等しい」との言葉が最も印象的です。
私も複雑なものは正確にはよめません。
シチョウがないということは、広すぎる十九路盤では碁になっていないということですよね。

ちなみに結果ですが、私が名人クラスで3勝1敗、スタッフが高段者クラスで3勝1敗での敢闘賞を受賞しました。
来年もがんばります!!

〈院長〉