2月5日(日)、熊本市の本田はり治療院で開催された、今年最初のあすなろ鍼勉強会にZoomで参加しました。

前半は熊本県立盲学校の小川先生による「脊柱の観察」についての解剖学の講義が行われました。
後半は臨床座談会が行われ、今回も症例を発表しました。

私は50代女性の新型コロナウイルス感染症の後遺症と思われる頭痛と身体の痛みが改善された症例について発表し、質疑応答、意見交換が行われました。

コロナ後遺症のすべての症状に対して鍼治療が有効だとは言い切れません。
しかし、コロナ後遺症でお困りの患者さんの治療をさせていただく中、頭痛、身体の痛み、背中の奥が重苦しい、全体的に体がすっきりしないなどのつらい症状が改善されることは確認できています。

その他の症状についてはどこまで鍼治療が有効なのか、今後もしっかりと勉強してまいります。