5月20日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会に参加してきました。
今月のテーマは「頸肩腕痛に対する鍼治療」です。
今回も東京近辺の先生方だけでなく、遠方の先生方はZoomを使用して参加されました。
首から肩、上肢にかけての痛みやしびれを中心に、症例発表、質疑応答、意見交換が行われました。
デスクワークでのパソコンの使い過ぎによるつらい症状や、調理師さんのフライパンを持つ右手の痛みやしびれが改善した症例などについて、発表がありました。
その中で、首から肩にかけての固くこっている筋を鍼治療で緩めることにより、血液の循環が改善され、痛みやしびれなどのつらい症状も改善されることが多いとの話がありました。
私は、現在治療中の60代女性のデスクワークによる長時間のパソコンの使用からくると思われる肩と首のひどいこりと、右上肢の痛みやしびれが改善した症例について発表しました。その後、ベテランの先生方からアドバイスをいただき、大変勉強になりました。