10月19日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会に参加してきました。
今月のテーマは「捻挫、靭帯損傷に対する鍼治療」です。
今回も東京近辺の先生方だけでなく、遠方の先生方はZoomを使用して参加されました。
そして、いつものように前半は臨床座談会、後半は実技学習が行われました。

最初に司会者から、今回のテーマにした理由についての話がありました。
次に、足関節と膝関節の靭帯を中心に、解剖学の話がありました。
その後、参加者からの症例発表、質疑応答が行われました。
その中で、足関節の捻挫で来院された患者さんに対し、医療機関を受診してもらう見極めのポイントなどについての話があり、大変勉強になりました。

私も、3年前に来院された40代男性の足関節捻挫が改善された症例について発表しました。
10年前から年に1~2回、毎年のように捻挫を発症していたそうです。
治療後、他の症状で来院されることはありますが、捻挫の再発は見られていないことが確認できています。