4月15日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会に参加してきました。
今月のテーマは「顔面神経麻痺に対する鍼治療」です。
今回も東京近辺の先生方だけでなく、遠方の先生方はZoomを使用して参加されました。

顔面神経麻痺には末梢性顔面神経麻痺と中枢性顔面神経麻痺があります。鍼治療の対象となる末梢性顔面神経麻痺に対しての鍼治療の有効性について、参加者による症例発表、意見交換、質疑応答が行われました。
その中で、発症後、早い時期に鍼治療を行うことで症状も改善しやすいことと、発症からの経過が長いものほど症状の改善に時間がかかることなどの話がありました。

私は、40代女性の発症後2週間経過した顔面神経麻痺が、病院を受診しながら鍼治療を行うことで症状が改善した症例について発表いたしました。