5月21日(土)、東京鍼科学研究会の定例の研究会に参加してきました。
今月のテーマは「コロナ禍において多く見られるようになった症状に対する鍼治療」です。
今回、久しぶりに私が司会を担当させていただきました。

前半は臨床座談会、後半は実技学習が行われました。
今回も東京近辺の先生方だけでなく、遠方の先生方はZoomを使用して参加され、症例発表、質疑応答が行われました。

コロナ禍になり、生活様式が変わり、在宅勤務が多くなったことでパソコンやスマホの画面を長時間見る機会が増えたことによる目の疲れ、肩や首のこりなどの症状が多くなったとの話がありました。
その中で、目の疲れに対しての鍼治療により、患者さんから目の前がすっきりしたとの喜びの言葉をいただくことが多いとの話があり、具体的な治療方針や治療ポイントなどの話もありました。

また、コロナうつと思われる症状や、久しぶりに運動をしたら体を痛めてしまったという患者さんも多くなっているとの話もあり、活発な意見交換が行われました。